「別」


いままで肩を並べて歩いてきた君に
背を向けて歩いていかなくてはならなくなってしまった僕は
ずっと繋ぎ続けていたその手の離し方を知らない


上手に涙を見せることも出来ない不器用な僕を
君は随分と可笑しそうに歯を見せるけど


君だって僕と同じくらいに
頼りない拳をつくっているだろう


(だって僕等は似たもの同士)



***
離れていくその手を再び掴む日はもう来ない。(2008.08.08)



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