「傷」


―――僕の中で何かが弾け飛んだ


夢を叶えられずに砕けていく傷みを知っている
切なくて 悲しくて まるで裏切られた気分


その傷を抑えるには
絆創膏なんかでは役に立たない
どんなに大きいサイズだろうと関係ない


容赦なくその傷口は広がっていく一方で
きっともう止めることなんて出来ない
止める術なんてきっとこの世に存在しない


だけど本当は心どこかで
いつかはこうなってしまうことを予感していた


そんな自分が何よりも嫌で
そんな自分自身を
本当は心のどこかで理解していたのではないだろうか



***
そっと僕の傷口に誰かの手が触れた。(2008.06.22)



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